僕が出逢った十人十色

シェアで想いを繋ぐシェアラボのビジョン Vol.7 傘のフリーシェアをやりたい

対談企画「僕が出逢った十人十色」第9弾は、シェアで豊かな社会を作りたいと願って5月末にNPO法人シェアラボを設立された堀脇泰治さんと対談しました。堀脇さんが思い描くシェアで賄える「やさしい社会」とは?!

堀脇 泰治
1987年生まれ。千葉県出身。市民の安全を守る消防活動に従事する傍ら、「シェアで賄える社会を作りたい」と思い立って、2018年5月末にNPO法人シェアラボを設立する。家電のシェアを始めとして、フリーアンブレラやフードバンク、余っている服を海外に送ることなど、世の中を「所有からシェア」へ変えていこうとしている。

傘のフリースペース

堀脇 泰治 そして一番最初にやってみたいのは傘ですね。傘って1人1本ずつ持ってると思うんですけど、電車とかで忘れたり、誰かに盗まれたりすることが多いじゃないですか。

ケンフィー まぁ僕は結構傘をなくすんですけど(笑)だから最近は傘を持とうと思わないですね。

堀脇 泰治 それでその傘って所有する必要あるのかなって思うんですよ。ということで、例えば駅とかいろんなところで、フリーシェアの傘を置きまくって、必要な人が各々勝手に取って行って、家に持って帰ってもいい。そして何かの機会にその傘を使って、フリーシェアのところに置いていけば、誰彼構わず使うことができる傘というのがシェアできることになるし、誰一人傘を買う必要もないし、盗まれたと残念がる必要もなくなると思いますね。

ケンフィー 例えばももちゃりなんかだと、返さないといけないという義務があるけど、フリーシェアなら返しそびれても罪悪感を感じる必要がなくて、またフリースペースに持っていこっていう感じにはなりやすいですよね。

堀脇 泰治 フリースペースに置いた人も盗まれた気にもならないし、借りた人も盗んだ気にならないし。何かの機会に返すだけでOK。だから、そういうシェアスペースというのを地域を交えてできたら、誰も損しないんじゃないかなって思いますね。

ケンフィー 暖かいというか、優しい社会ですね。

所有するからゴミになる

堀脇 泰治 そうそう。それで傘の売り上げがめっちゃ下がるということもないと思うし。ただでさえ、JRで年間何千本という傘の置き忘れがあるから。

ケンフィー それが減るだけですよね

堀脇 泰治 そう。それは誰かが所有をしているから、忘れ物や盗みという概念が生まれるはずで、最初から所有しなければ、そういうものはなくなりますよね。

ケンフィー 所有するから忘れ物という概念が生まれて、結果的にゴミになる、という感じですね。

堀脇 泰治 所有者を探さないといけないから、見つからないと結局ゴミになってしまう。だったら探さなければいいじゃんって(笑)それを傘でやってみたいなって思っていて、そこから自転車とかに繋げていきたい。