僕が出逢った十人十色

世界一周を終えた長谷川 海音くんの「大学生部」特別インタビュー - ノーカット版 Vol.7 無人島アートフェスと図書館2.0

対談企画「僕が出逢った十人十色」特集号として、とあるオンラインサロン内の「大学生部」ブログチーム企画でインタビューを行った長谷川 海音さんの対談をノーカットで掲載しています。 「大学生部」ブログチームのインタビュー記事はコチラからご覧ください。。

長谷川 海音

1996年生まれ。東京都出身。東京大学3回生。1年休学して、4月17日から10月3日にかけて世界一周し、27ヶ国66都市訪れる。 現在は無人島アートフェスに向けて活動する傍ら、自身が作曲した曲を弾き語る動画をほぼ毎日Twitterに投稿するなど多彩な活動に取り組んでいる。

無人島アートフェス

ケンフィー (Facebook投稿で)今取り組んでいることは、学業と音楽活動と「図書館2.0」と書いてありますね。

長谷川 海音 音楽はさっき話した感じで活動して行く予定で、学業は教育とアートについての研究を、来年度復学してから取り組む予定です。(図書館2.0とは別に)

ケンフィー どこの無人島ですか?

長谷川 海音 和歌山の無人島です

ケンフィー おもしろそうですね

図書館2.0

長谷川 海音 無人島アートフェスと自分の音楽と並行して、図書館2.0にも取り組んでいます。本がたくさんあるバーチャル図書館みたいなものを考えていて、そこに置いてある本は誰かの古本で、その古本が誰かから誰かへ渡って、それが渡される代わりに、相手には送料分のレターポットを送るようにすれば、送られたレターを使って、別の古本が手に入るようになって・・・ということがやりたいです。その前段階として、ルビッチの家の中でやろうとしているんですが、ルビッチの家って分かりますか?

ケンフィー 何ですか?

長谷川 海音 西野さんのオンラインサロンのメンバー向けのシェアハウスがあるんですけど、そこを管理している人が「ルビッチの家の中にしるし本の図書館を作りたい」っていうクラウドファンディングを行っています。まずは、それに協力して、リアルでしるし本の図書館を作っていけたらと思っています。それができれば、それをもとにして、そこと連携させるでもいいですし、そこを利用している人から始めるでもいいから、Web上でやりとりして本が送られるプラットフォームを作り、それが軌道に乗れば、サービスを改良したり、アプリ化したり、レターポットのオフィシャルとして運営させてもらったり、そんな風に活動の幅が広がるかなと考えています。

ケンフィー 今の「しるし書店」がオフラインで取り扱うようになると、すごくいいなぁって思いますね。

長谷川 海音 オンラインでどこでも手に入れられるという利点はあるんですけど、価格も高く、試し読みもできないから、初めて使うユーザーにはハードルが高いと思いますね。リアルで(しるし図書館)をつくれば、そのハードルは下がると思います。

ケンフィー オフラインだと、まず東京でやって、アレンジして地方でもやればおもしいですね。

長谷川 海音 そうですね、それも狙いです。シェアハウスでそういうものを作れば、他のシェアハウスでも「うちでもそれをやりたい」っていうことで、各地のシェアハウスごとにしるし図書館ができれば、いいですね。

ケンフィー 「それおもしろそう」って思った人が勝手に始めて、(ルビッチの家でやっている人たちが)知らずに点々と広がっていったら最高ですね。

長谷川 海音 まぁそうですね。それがつくりたいというよりは、最終的には誰でも本が無料に近い形で読める環境を作りたいなって思っていて、それを成し遂げるのはオンラインだと思っています。

↓「大学生部」で僕が編集した記事はこちら↓


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