僕が出逢った十人十色

火災で全焼した清心温泉を再建させる復興エンターテイメントに挑戦する地域の人たち Vol.3 ドキドキ・ワクワクのエンターテイメント！

対談企画「僕が出逢った十人十色」特集号として、岡山から奇跡の復興を目指す「清心温泉」について、その復興プロジェクトの発起人の小林さんに話を伺いました。

小林 侑生
1988年生まれ。岡山県出身。大学時代に広島で過ごし、地元民が地元のことを誇っている様子に憧れを抱く。大学卒業後、岡山配属で岡山に戻り、うらじゃを始め、岡山でも熱狂的なコミュニティがある一方で、あまり知られていないことに気づく。次第にコミュニティ同士の架け橋になるような活動を行いたいと思うようになり、現在は清心温泉復興基金で復興プロジェクトを成功させるべく毎日全力で活動している。

再建ありきで前向きに活動していきたい

ケンフィー　よくよく考えてみると常連さんが既に寄付を出し合って1000万円を集めているということは、残り1000万円集めるのって難しくないですか？

小林 侑生　実はまだ2000万円も集まってないです。番頭さんは2000万円集まったら、1000万円出すっていう話で、募金は今250万円しか集まっていないです。ですが、僕たちがクラウドファンディングで1000万円集められたら、募金期間の延期を検討してください、と打診しています。

ケンフィー　クラウドファンディングで成功すれば、常連さんが行なっている募金活動を延長できるというわけなんですね。

小林 侑生　クラウドファンディングで注目度を集められるので、それが成功すれば募金活動の方にも相乗効果が期待できると思います。

ケンフィー　ということは、7月29日までクラウドファンディングで1000万円集めて、そこからも復興エンターテイメントは続いていくというわけですね。

小林 侑生　（クラウドファンディングで）1000万円集まれば続きます。1000万円集まらなかったら、元々の期限が7月末なので廃業になります。1000万円集まったら、番頭さんにも延長を考えてもらって、引き続き再建するために募金活動やチャリティイベントに力を注いでいきたいと考えています。全て再建ありきで前向きに活動していきたいと個人的には思っています。

ケンフィー　なるほど、分かりました。今後クラウドファンディングで、どうやって集めていく予定ですか？

小林 侑生　とりあえず僕らができることはしていこうと。メディアもそうですし、あと火災で全焼して寄付で立て直した西粟倉村の家具屋”ようび”さんも協力してくださることになり、非常に心強いです。僕らは発信し続けよう、そして興味を持ってくれる人がいれば支援してくれるから。とにかく僕らができることはいろんな方に発信し続けて、成功させたいと思います。1000万円は厳しい数字ですが、1000万円集めるために今できることを常に考えて活動していきたいですね。

ケンフィー　順調にいけば届きそうですが、それでも1000万円は遠くて、そこがドキドキ、ワクワクさせられるエンターテイメントだなと思いますね

小林 侑生　そうですね。あと番頭さんが優しくて、「君たちのやりたいことはなんでも試してくれていいよ」って言ってくれるので、僕らもワクワクさせてもらっていますね。

清心温泉が他のコミュニティにも影響を与えられるよう、僕たちは出来る限りのことを実行していきますし、発信していきたいと思っています。