僕が出逢った十人十色

本当の働き方改革は時間じゃない Vol.4 やりたいことは選べる時代

対談企画「僕が出逢った十人十色」第6弾は、当対談企画で二度話を伺った井口陽平さんと、今話題の「働き方改革」についていろいろなお話をしました。井口さんが思う本当の働き方改革とは?!

井口陽平
1991年生まれ。大阪府出身。大学時代に学生イベント企画団体「とり.OUS」を創設し、総合プロデューサーとして数々のイベントを企画・運営する。大学を卒業してからもNPO法人「若者応援コミュニティ とりのす」代表理事として、若者の応援や意識改革など、多彩な課題に取り組んでいる。

自分のやりたいこと、楽しいことにちゃんと向き合う

ケンフィー 最近、本当にハマれている人って少ないんじゃないかなって思います。何かにハマりきるっていうのが少なくなっているように感じますね。トップ YouTuber も動画にハマりきって仕事にしているけれど、ほとんどの人はハマりきるまで行かずに、進学や就職、結婚などのタイミングで辞めてしまうような気がして。

井口陽平 成功している人ってみんなそうじゃない?!そんなことやったって稼げへんで、って言うけど、俺はこれを信じとるからやるんだって人が成功してるし。

ケンフィー あとはそう言う人たちは稼ぐことが目的でなく、「楽しいからやってる」って人も多いですよね。

井口陽平 結果的にお金も稼げるようになるっていうね。

ケンフィー 再び YouTuber の話に戻すんですけど、HIKAKINさんやはじめしゃちょーさん、フィッシャーズさんは YouTube が収益化システムを導入する前から動画を投稿していて、やっぱりそうなんだなぁって感じますね。

井口陽平 私も大学6年行きましたけど、それはやりたいことがあったから、今辞めるタイミングじゃないと判断したからで、当然賛否両論あると思うよ。お前が金出してないやろとか。よく最近、親が4年で卒業しろって言うから4年で卒業しないといけないんですっていう学生を見るけど、その人が頑張って親に1年間多く出費してもらって、その1年でがむしゃらに何かを頑張って、次の5年で返せば良い話じゃない? 誰かのせいにしたがるよね。自分の心にもっと忠実に。あっ宗教みたいになってきたけど笑 www 。自分のやりたいこと、楽しいことにちゃんと向き合ってあげないと自分が可哀想ですよ。せっかく生まれてきたんだから。あなたの名前を石碑に残せとは思わないけど、それぐらい自分を愛してあげないと。

ケンフィー 最初、働き方改革の話していたのが若い世代事情の話になりましたね。

井口陽平 今の話は全部繋がっている気がするね。やりがい、楽しさ。それにちゃんと向き合えるかどうか。そういったことに向き合って行きましょう。

ケンフィー これからは、何歳になったとか関係なしに、やりたいことをやっていっても、最低限の生活はできる世の中になっていくのかなと思いますね。

井口陽平 今はやりたいことを選べる時代ですよ。もっとみんなも、やりたいことはやりたい、やりたくないことはやりたくないって言って良いんですよ。

ケンフィー そういう「やりたいことはやりたい、やりたくないことはやりたくない」って言えるのが働き方改革なのかもしれないですね。

井口陽平 結局、就業時間とかではないんですよ。

ケンフィー そうですね。対談は以上になります。ありがとうございました。