僕が出逢った十人十色

人生第二章をスタートさせた井口陽平さんの今描く夢 Vol.4 インターネットがもたらしたもの

対談企画「僕が出逢った十人十色」第4弾は、以前第2弾「NPO法人を立ち上げた井口陽平さんの想い」として取材させていただいた内容のアフタートーク!!NPO法人を立ち上げて,人生も第二章に入ったと話す井口さんが今描く夢とは?!

井口 陽平
1991年生まれ。大阪出身。NPO法人若者応援コミュニティとりのす代表理事、株式会社リンガーリンク代表取締役、 SDGsネットワークおかやま若者部会代表、一般社団法人Community rapport理事を務め、エンターテインメント×人材育成をテーマに、 大学生と地域住民を繋ぐ「まちなか大学祭」や、企業の魅力を知るバスツアーなどを企画・運営している。

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学生と一緒に場を作っていきたい

ケンフィー  時代の流れもそうだし。最近インターネットが普及したりしたおかげで、 早いペースで5年後の未来のこととかすらわからなくなってきてますよね。

井口 陽平  3年後のことを考えても、3年後そのものが違うかもしれない。だから「思ったらやる」っていうのは 学生時代から変わってないんだろうなって思う。それは「学生を育てていきたい」「学生の人材育成をしたい」 「学生世代をつなげていきたい」って言っている反面、そういうところの姿も学生にみせてあげないといけないし、 だから「ここ整ってないけど、ちょっとずつ整えていきます」とか、「それをするために頑張ってるんだよ」って姿も見せてあげると、 学生さんたちも勉強になるのかなと。あと過程がわかるっていうのは、ネットとかでは結果のことしか言ってないから、 それを間近で見れるせっかくの権利がチャンスが学生にあるんだと思う。

ケンフィー  確かにGoogleで調べられるのは「結果」のことが多いですもんね。

井口 陽平  別に大人に見てもらわなくていいけど、学生にはそういう姿を見せてあげたいなっていうのは、(学生交流スペースの設置を)早めた理由のひとつでもある。 あと学生のことを一緒にやっていく仲間として、今のメンバーを立ち上げたときのことを見ている人たちと、 ここのことも見続けて行ってほしいし、それを後輩に伝えていってほしいと思ってる。俺の学生時代、家でミーティングしてたらからね。

ケンフィー  それと比べたら今はものすごく恵まれているように感じます。

井口 陽平  今の世代はすごい恵まれてるわけですよ。恵まれてますっていうのは当たり前に思わずにいてほしいなって感じていて。 だからこそ、時間をかけて整備するというよりは、少しずつみんなの意見を取り入れて、 そういうのを彼らと一緒に考えていくっていうひとつのモデルになればいいかなということもあって、学生交流スペース設置を早めた。

「ワクワク感」を選べる時代

ケンフィー  話は変わりますが、昨日の講演会はどうでしたか?

井口 陽平  会場に700人ぐらいいたんだけど、いつも絶対、原稿を考えない。1文字も。 PowerPointは考えるよ。なんで考えないのかっていったら、お客さんの温まり具合とかをみて、 お客さんが求めてるものっていうのをしゃべってあげないといけないから。 さっきの「調べたらわかることは言わない」っていうポリシーもあるけど。

ケンフィー  講演前はどんな準備をしているんですか?

井口 陽平  関係者席が一番前にあって、「そこに座っといてください」って言われるんだけど、 そこに座ってたらお客さんの顔が見えないんよ。講演前に1番後ろにいって、今どういうお客さんが多いとか、 お客さんがどういう表情をしているかとかを伺って。眠そうだったら笑いの話からもっていこうとか。 お客さんとのやり取りって、それこそ、その場でしかできないから。ライブってエンターテイメントやから、 段取りなどしてる場合でない。段取りをしちゃうと段取り以上のものは生まれないから。

ケンフィー  「講演はエンターテイメント」名言いただきました!(笑)

井口 陽平  だから昨日はお客さんが俺の話をめっちゃ活き活きして聞いてて、 その前のプログラムの時は正直眠そうにしてる人も多かったけど、自分の番の時はすごく聞いてくれるから、 聞いてくれるんだったら、こっちもパフォーマーは頑張らんといかんっていうね。

ケンフィー  今の時代ってわくわく感をすごく求めているらしいですね。

井口 陽平  それはすごいその二日間の中でもキーワードとして出たんよ。結局、楽しくないといかん。 「ボランティア活動に若い子が参加してくれないんです。どうしたいんですか?」みたいな方がいて、 「それって若い子楽しいと思います?」って言ったら、「そういうことだったのか」みたいな反応でしたね。 そういうの普通にわかるだろうと思うけど、場づくりみたいなのを、楽しさとかエンタメ性っていうのが分からない人が結構多いんだなって。

ケンフィー  どうやって取りまとめようとか考えてしまって、参加者の心を動かせていないってことですね。

井口 陽平  あと、俺はワクワクしないことを自分からしないようにしているんよ。 就活とかそうだったんだけど、就活だからって説明会に行っても実にならないじゃん。 「この会社面白そう」「あの社長面白そう」っていいワクワク感があるから行って、マッチングになるわけで。 でも、ワクワクすることが大事とか、ワクワクすることに行くっていう感覚は、今の若い子は持っている気がして。 Twitterなんか自分が好きな人をフォローすればいいわけだし。 だから今って好きなことを選べる時代だと思うんよね。好きだけで選べる時代やし、ワクワクするだけで選べる時代になったんだから。

ケンフィー  あとこの人に話聞いてみたいなと思えばFacebookで繋がってメッセージ送ったらすぐ逢えますもんね。