僕が出逢った十人十色
人生第二章をスタートさせた井口陽平さんの今描く夢 Vol.5 多忙のなかでも学生とコンタクトを取り続けたい
対談企画「僕が出逢った十人十色」第4弾は、以前第2弾「NPO法人を立ち上げた井口陽平さんの想い」として取材させていただいた内容のアフタートーク!!NPO法人を立ち上げて,人生も第二章に入ったと話す井口さんが今描く夢とは?!
井口 陽平
1991年生まれ。大阪出身。NPO法人若者応援コミュニティとりのす代表理事、株式会社リンガーリンク代表取締役、
SDGsネットワークおかやま若者部会代表、一般社団法人Community rapport理事を務め、エンターテインメント×人材育成をテーマに、
大学生と地域住民を繋ぐ「まちなか大学祭」や、企業の魅力を知るバスツアーなどを企画・運営している。
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学生と接する時間を取りたいんだけど・・
井口 陽平
その一方で、それができないと取り残されてしまうよね、今の時代って。
でも、今の若い子はそれができて当たり前って思っている大人たちも結構おるから、
それができてない若い子たちには一方踏み出すことがどれだけ大事かなんていうのを考えて欲しいね。
それを考えるには、俺はイベント作ることが1番近道だと思う。
いろんな仕事を今してるんだけど、やっぱり学生が企画するっていうところが1番の軸。でも、そこが1番儲からないんよ(笑)
だから、それをずっと継続するためには、俺も食べていかないといけないし、
あと仲間として、応援してくれる人を見つけていけないとダメだから、
それを主軸としてずっとやりながら、そうじゃないこともやっていけないんよね。
ケンフィー
イベントってやってきたことがはっきりと分かるからこそ、計画を立てて管理したり、
必要なものを揃えたりと、自分から動き出さないといけない環境になるんですよね。
半年間、NPO法人を運営してきて課題とかはありますか?
井口 陽平
今、うちの法人として課題だと思うのは、俺が忙しすぎて学生さんと会う機会があまりなくなってきてるっていうのが、
目に見えての一番の課題。例えば土日、俺は全部出張が入っているんだけど、そうなると平日しかここにいないってなって。
とは言っても平日、全員会えるわけでもないから。
ケンフィー
平日も事務作業とかで忙しいでしょうし。
井口陽平
そうそう。あと社会人ならではかもしれんけど、(社会人って)土日がやっぱり休みじゃない?どこの会社も。
だから平日にやっぱり連絡が来るから、平日はその連絡対応しなきゃいけない。土日は学生さんと、と思うけど、
土日は土日でシンポジウムの出演があるから。俺の出張をやめるっていうのは多分できないから、
そこにコーディネートできる人材を早期に育成しないといけないなって思っているんよね。
原点を大事にしたい
ケンフィー
出張に同行する人材ですか?
井口陽平
同行っていうか、俺が出張に行って、その人はここにいてもらうみたいな。
っていうのを、今動かそうとしていて、2019年からはもう一人社員として来てもらうことが決定している。
だから、ありがたいことに、いっぱい仕事をいただく分、守らなくちゃいけない一番の筋の部分は、
何をしなきゃいけないかを考えるところまで来たかなって。
その筋をを投げ出しちゃったり、辞めちゃったりすると、もう根底が崩れるから。
ケンフィー
仲間が増えるのはいいですね!守らなくちゃいけない一番の筋の部分って何でしょうか?
井口陽平
なんかどんだけ売れてもライブハウスでライブしてる歌手みたいなもんよ。ここの場所大事にしたいみたいな。
だから今週も理大の学祭があるけど、その時はもう全部、お客さんには「そこは休みですから」って言っているし。
あと、5ヶ月でだいぶ結果残せたから、こっちの要望を聞いてくれるお客さんと、ありがたいことに出逢えているから。
「うちの会社は月曜日休みなんで」とかって設立したばかりの法人は、そんなこと言えないですよ。
でもそれを受け入れてくれる人間関係できたなっていうのも最近すごいいいなと思いましたね。
ケンフィー
若者のコミュニティスペース作りたいって言ってたのが、もうできてしまったし、あと株式会社をしたいってのも達成してしまいましたね。
井口陽平
うちの株式会社(現在、株式会社リンガーリンク)は、法律上イベントも作れるし、ホテル業もできるし、飲食業もできるようにしてるんよ。
だから眼鏡屋だけじゃないのよ。だからこそ、どうするのって言われたら、次のことを考えていかないといけないなって。
人生第二章をスタートさせた井口陽平さんの今描く夢