僕が出逢った十人十色
オフラインで人が繋がるきっかけを作るタキビニスト前原 佑次さんの情熱
#3:焚き火仲間が集うBonFire

(撮影:前田 幸星)
前原 佑次
1983年生まれ。愛知県名古屋市出身。幼い頃に静岡県裾野市に移住。
20代後半に飲食店を複数店経営し、スナックCANDY静岡店(2018年閉店)を経営する。20代に社員として時乃栖に就めた経験からえんとつ町のプペル光る絵本展in時乃栖の運営や、そのイベントに合わせてえんとつ町のプペルとコラボした黒ビール「歓欒譚」の開発など、西野亮廣エンタメ研究所関係の活動にも精力的に取り組む。
現在は、富士宮に在住し、スナック焚き火や、有機農家民宿再生などの様々なプロジェクトに関わっている。
*前原さんの焚き火Instagramはコチラ
焚き火グッズECサイト”BonFire”誕生秘話
ケンフィー BonFire(焚き火に関連したグッズを販売しているECサイト)を始められたきっかけって何ですか?
前原さん 毎回、焚き火をやるときには、参加者のことを紹介するんだけど、その後のコミュニケーションの中で埋もれていっちゃうんよね。だから「こういうのをやっています」っていうのを掲載できる場所があった方がいいなと思って、BonFireを作りました。あとは俺は毎回焚き火を通じていろんな人に会うけど、その時に来れない人にも、そういったことをを紹介したいなと思って。
ケンフィー 焚き火で使えるグッズから、焚き火でのコミュニケーションを深めてくれるものまでありますね。
前原さん 最近もここでBBQをやった時に、ヒラノさんのフライパンを見せてたら「欲しい」って言われたんよ。やっぱり、これだけ発達した情報社会の中で、その瞬間で欲しいと思うことってあるし、欲しいと思った人に販売者を繋ぐより、「ここで売っていますよ」って出してあげた方が、すぐ買えて、販売者の仕事に繋がりやすいんですよね。
ケンフィー 確かに、たくさんの情報の中から選ぶより、物を目の前にして欲しいと思うことってありますよね。そのときに、すぐ買えるようにしたってわけですね。
前原さん そう。だから、焚き火仲間がオンライン上で繋がっていて、焚き火イベントの時に一緒に何かやるみたいなことをやりたいと思っています。実際は、まだ六郷さんと会ったことがない人とかもいるし。
ケンフィー 実は僕もそうです。まだ六郷さんに会ったことはないんですが、前原さんが『ゆっくりとした時間の中で食べるクッキーとしては美味しい』と紹介されていたのを見て、BonFireでポチりました。

サブレパリジャン&サブレショコラ
前原さん 食べてみ、美味しいよ。サウナの時に食べる『サ飯』があるけど、焚き火の時も、みんなで囲んで食べてるとめっちゃおいしいのよ。これこそ食の原点だなって。こういうのを「おいしいよね」とか言って、回し食べするの、めちゃくちゃ幸せになるんだよね。これ本当におすすめだよ。美味しいでしょう?
ケンフィー おいしいです。食感もいいですね。結構食感が柔らかいのでゆっくり食べられますね。
前原さん そうそう。火を囲みながら、自分の近くに置いといて、「そうだよね」って言いながら、1個ずつ食べていくことで、すごく優しい時間がよりいい時間になっていくんだよね。
ケンフィー この味の中に思い出も詰まっていきますもんね。
自分で体感したものを紹介したい
前原さん そうそう。俺がやっている焚き火には最初、ご飯タイム的なのがあって、みんなで持ってきたのとかを食べて、その後はしばらく、ただ火を眺めながらしゃべってるだけになって、最後の方にコーヒーとかが出てくるんよ。六郷さんが焚き火するときに持ってきてくれたんだけど、そのコーヒーの時に、こういう焚き火スイーツがあるとめちゃくちゃいいのよ。
ケンフィー 焚き火スイーツだと、マシュマロとかは広く浸透してますよね。
前原さん 焚き火という良い空間に合うものって、いっぱいあるなと思っていて、今はホーリーバジルティーを飲むっていうのをやりたいなと思っています。ホーリーバジルティーってすごくリラックス効果があって美味しいんですよね。
ケンフィー ホーリーバジルティー、初めて聞きました。
前原さん ヨガとかやっている人は知っているんだけど、普通に生活しているとなかなか知らないから、ホーリーバジルティーを紹介したいなって思っています。やっぱり自分が体感した良いものを持っている人たちをちゃんと紹介したいんですよね。
ケンフィー 機会があれば是非飲んでみたいです。
前原さん 実際に六郷さんは本当にこういうのを作りそうだなっていうぐらい良い人なんですよ。焚き火に集まっている人は優しい人が多いし、こういうのを好きな人って似ているなって思う感覚もあったりするから、そういう人をちゃんと自分で紹介したいと思っています。
ケンフィー BonFireで紹介されていくのを楽しみにしています。
前原 佑次さんの情熱 編
前原 佑次さんの源流