僕が出逢った十人十色

オフラインで人が繋がるきっかけを作るタキビニスト前原 佑次さんの源流

#3:個々の活動を加速させる役割

(撮影:前田 幸星)

前原 佑次
1983年生まれ。愛知県名古屋市出身。幼い頃に静岡県裾野市に移住。 20代後半に飲食店を複数店経営し、スナックCANDY静岡店(2018年閉店)を経営する。20代に社員として時乃栖に就めた経験からえんとつ町のプペル光る絵本展in時乃栖の運営や、そのイベントに合わせてえんとつ町のプペルとコラボした黒ビール「歓欒譚」の開発など、西野亮廣エンタメ研究所関係の活動にも精力的に取り組む。 現在は、富士宮に在住し、スナック焚き火や、有機農家民宿再生などの様々なプロジェクトに関わっている。

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誰かの活動をブーストするという役割

ケンフィー  現在も、焚き火の他に、御朱印帳や静波カートとかいろいろやられていますよね?

前原さん 元々、潜在的に持っているみんなの宝みたいなものを光らせていくのがすごく好きなんですよ。

ケンフィー  なるほど。

前原さん よく0→1、1→10って表現しちゃうんだけど、実は1→2の人が本当に大事だと思っていて。俺も当時、そういう人が欲しかったですし。

ケンフィー  スケールさせていくときには必ず周りの協力が必要になりますし、1→2は、その最初の段階ですよね。

前原さん 自分の商品だから、自分がやると自分のやれる最大の領域って分かるんよね。そうなんだけど、自分以外の人が介入してきた時のブーストがかかる感覚ってあるから、1→2にする人は意外に重要だと思うんよ。だから最近、俺はそういう役回りなのかなぁと思ってます。

ケンフィー  自分が知らないところの魅力に気づいてくれるかもしれないですし、ブーストをかける人って大事ですね。

前原さん もともと原石的に持っていたり、プライドもってやっていたりする、唯一無二の場所や、唯一無二のアイテムをどうやって知ってもらうかっていうところがワクワクするし、そこを手伝えるいろんなことをやりたいなと思っています。

ケンフィー  最近の活動も、まさにそうですよね!

前原さん 静波カートも、ちーちゃん家が25年間きれいな海を守ってきて、様々な問題を少しでも楽しく解決できないかとか考えて、やり始めました。

ケンフィー  静波カートにはそういう背景があったんですね!

前原さん そういうのが元々すごく好きなんだよね。だから、そういうことをもっと顕在化させてやっていきたいなと思ってます。

ケンフィー  これからやっていきたいこととかってありますか?

前原さん 面白がってるとみんな来るから、とにかくこの時代を遊びつくしてやろうと思ってますね。

ケンフィー  堀江さんが言っている、今を遊びつくしている人が結局生き残っていくという感じですよね。

前原さん そう!今日、取材を受ける前にコンビニでホリエモンの新作『遊ぶが勝ち!』っていう本を買っちゃったんだけど、まさにそれだよね。

ケンフィー  偶然ですね。今日は素敵なお話ありがとうございました。

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