僕が出逢った十人十色

東 貴一郎さんが仕掛けるお土産を軸とした新しいエンタメのカタチ Vol.6 11月まで生きれるだけ稼いでから出発した

対談企画「僕が出逢った十人十色」第12弾は、1か月にわたるアジア旅の際にお土産企画を自ら立ち上げ、現在はワーホリ先のニュージーランドからお土産企画を行っている東 貴一郎さんに話を伺いました。

東 貴一郎
1993年生まれ。島根県出身。2018年9月に1ヶ月間アジア旅に出かけ、お土産Polcaを実施。その後、11月8日から「手ぶらでワーホリ」をテーマにニュージーランドへ飛び立つ。国内最大級のオンラインサロン「西野亮廣エンタメ研究所」のメンバーであり、今ニュージーランドでキウイ農家として働きながら、新しいエンタメを次々と仕掛けている。

11月から手ぶらでワーホリに行きます

ケンフィー 今回のアジア旅で必要になったお金はどう調達したんですか?

東 貴一郎 それは前の月に働いて稼いだという感じですね。あと僕、11月からニュージーランドにワーホリに行くんですよ。なので、そこまで生きるお金があればいいなと思って、9月1ヶ月働かなくても生きれるようにしてから、(アジアへ)行きました。ワーホリは、僕も(沖縄でイベントをした友だちのように)海外に行きたい人の支えになれたらいいなと思っています。実際にワーホリに行くことを友だちに伝えると「めっちゃいいじゃん。俺も行きたいんよ」って返ってくるんですが、お金がないとか、時間がないとかで、行けない人が多いんですよ。だからお金がなくても(ワーホリに)行けるよって証明したくて、11月からのワーホリは手ぶらで行こうって決めています。荷物を持つとしたらポケットに入るぐらいで。

ケンフィー リュックもなしですか?

東 貴一郎 リュックもなしで。それが必要な道具だと思うので、多分、速攻で買うと思うんですけど・・。

ケンフィー 向こうで必要だったら買うという感じなんですね。

東 貴一郎 最初持っていくお金は1万円だけと決めて、ワーホリできれば証明になるし、つまずいても生きる術を見つけれるのかなと思っています。手ぶらで1万円だけでワーホリに行くとだけ決めています(笑) だからお金も11月8日まで生きれる分だけと決めていました。

ケンフィー そんなに多く稼がなくても、という感じなんですね。

東 貴一郎 そんな風に決めていました。

初めて陸路で国境を越えた

ケンフィー ちなみに旅程ってどんな感じだったんですか?

東 貴一郎 飛行機だけ決めて、事前に取っていたんです。9月7日に台湾の南の都市に着いて、9月11日に台中に行きました。9月19日に香港に移ったんですが、物価が高すぎて、2泊したら中国に行きました。電車で1時間半でした。

ケンフィー 電車で国境を越えたんですか?

東 貴一郎 電車で国境の手前まで行けるんですよ。電車降りて、空港でやっているような入国審査を経て中国に入りましたね。そこで3,4日過ごして、その後、香港を経由して、ベトナム行って、韓国に行きました。そしてさっき話した通り、台風の影響で帰れなくて、台湾にもう一度行って、大阪に戻ってきました。9月7日から丸々海外に行っていましたね。

ケンフィー 中国に移動するときは陸路で国境を越えたんですね。

東 貴一郎 そうですね。陸路で初めて国境を超えました。