僕が出逢った十人十色

東 貴一郎さんが仕掛けるお土産を軸とした新しいエンタメのカタチ Vol.8 アジアでの食事

対談企画「僕が出逢った十人十色」第12弾は、1か月にわたるアジア旅の際にお土産企画を自ら立ち上げ、現在はワーホリ先のニュージーランドからお土産企画を行っている東 貴一郎さんに話を伺いました。

東 貴一郎
1993年生まれ。島根県出身。2018年9月に1ヶ月間アジア旅に出かけ、お土産Polcaを実施。その後、11月8日から「手ぶらでワーホリ」をテーマにニュージーランドへ飛び立つ。国内最大級のオンラインサロン「西野亮廣エンタメ研究所」のメンバーであり、今ニュージーランドでキウイ農家として働きながら、新しいエンタメを次々と仕掛けている。

ヒトは簡単にお腹を壊すのか?

東 貴一郎 あと自分自身を試したかったのが、お腹を壊すのか壊さないのかチャレンジしたいなと思っていたんですよ。旅行に行く前に、「屋台の氷は食べるな」「生水は飲むな」とか言われたんですけど、本当にそうなのかな、人間の体の作りってそんなに違わないでしょって思っていたんです。なので、現地の人が食べているものは、衛生的にヤバそうなものでない限りは食べようと決めて行ったら、結局1回もお腹を壊さなかったんですよ。ベトナムで、道沿いの店で、ガラスケースに肉があって、銀のテーブルで食べるみたいなところがあったんですけど、そことかもお腹壊さなかったですし、意外といけるんだなというのは感じました。

ケンフィー ベトナム、香港、台湾とかで、食べ方が日本と違うなと感じたことはありましたか?マレーシアで1泊だけホームスティしたんですけど、せっかくだから食べ方も合わせようと思って聞いたら、右手の4本(人差し指から小指)ですくって、右手の親指で押し出すように食べるんですよ。

東 貴一郎 そうなんですか。(今回訪れたところは)全部箸でした。

ケンフィー 箸文化も中国・韓国から来ていますよね。

東 貴一郎 ですよね。中国、韓国は箸でした。ベトナムも箸でしたね。麺を食べるからですかね。今思うと、僕が行ったところでは全て箸が用意されていました。ただ味は結構違いましたね。

ケンフィー ベトナムだとフォーとかですよね。

東 貴一郎 そうですね。パクチーとかハーブ系が多いですね。バイミーっていうサンドウィッチにも、現地のピクルスやハーブが入っていたりするので、どんなものにもハーブは入っていました。あと台湾がは少し甘みのある味がベースでしたね。お茶にしても少し甘くて、牛肉のラーメンもほんのりミント系の風味がしました。僕は大丈夫だったんですけど、苦手な人は苦手だと思います。それから台湾は味が薄くはないんですけど、出汁が効いていないんですよ。だから1日目は日本の出汁ってすごいなぁって思って(笑) 最初味に慣れるまでが大変でしたね。中国は中華料理なので、水餃子とかめっちゃ美味しかったです。

ケンフィー 香港から入る中国ってどの辺なんですか?

東 貴一郎 “シンセン”ってとこなんですけど、中国のシリコンバレーと呼ばれていてITが発達しているんですよ。行ってみると、結構若い人たちが多くて、活気がありました。あとiPhoneの修理店が5軒ぐらい並んでいたんですけど、自分で手に職をつけて頑張るぞっていう人がいて活気的でしたね。