僕が出逢った十人十色
東 貴一郎さんが仕掛けるお土産を軸とした新しいエンタメのカタチ Vol.9 キャッシュレス化が進むアジア圏
対談企画「僕が出逢った十人十色」第12弾は、1か月にわたるアジア旅の際にお土産企画を自ら立ち上げ、現在はワーホリ先のニュージーランドからお土産企画を行っている東 貴一郎さんに話を伺いました。
東 貴一郎
1993年生まれ。島根県出身。2018年9月に1ヶ月間アジア旅に出かけ、お土産Polcaを実施。その後、11月8日から「手ぶらでワーホリ」をテーマにニュージーランドへ飛び立つ。国内最大級のオンラインサロン「西野亮廣エンタメ研究所」のメンバーであり、今ニュージーランドでキウイ農家として働きながら、新しいエンタメを次々と仕掛けている。
Google Mapは中国以外で便利!
東 貴一郎 その国の文化を見れると、考え方が変わるかは分からないですけど、感じるものはたくさんあると思いました。なので、僕は観光地行ってもピンと来なかったんですよ。
ケンフィー だから今回も飛行機が着陸してから、次に飛行機に乗るまでの間は自由に動かれたんですか?
東 貴一郎 そうですね。なるべく田舎に行きたいなと思っていました。
ケンフィー そのとき使ったのはGoogle Mapとかですか?
東 貴一郎 本当にGoogle Mapメインで行きましたね。
ケンフィー だからこそ中国では余計大変だったんですね。
東 貴一郎 めちゃくちゃキツかったです。Google Mapにお気に入りの地図・場所とかを全部登録して、やってましたね。台湾だったらダウンロードしてオフラインでも使えたので、めっちゃ使っていましたね。
ケンフィー (Google Mapは)国外でも使いやすかったんですね。
東 貴一郎 使いやすかったです。それで困ったのは中国だけでした(笑)
ケンフィー 中国では何を使えばいいんでしょうね。
東 貴一郎 多分、中国独特の地図サービスはあるんでしょう。(中国でGoogleが使えず不便だったから)いろいろと考えましたね。なんで規制するのかなって。
ケンフィー 昔の日本の鎖国のようですね。
東 貴一郎 多分そうですね。本当にITだけは拒んでいるっていうことですね。
日本周辺のキャッシュレス事情
ケンフィー でも人の流動は拒まないので、それによって情報って入ってきますよね。
東 貴一郎 絶対入ってきますよね。ただ恐らくITとか使いこなせる人は、抜け道から世界基準の情報に辿り着く一方で、ITが苦手な人は管理されたシステムの中で動くんだろうなと感じました。だけどITが進んでいる部分もすごくあって、キャッシュレスがすごいんですよ。
ケンフィー それは聞きます。
東 貴一郎 ほとんどQRコードで行けるんですよ。外にある屋台でもキャッシュレスなんですよ。あとはQRコード読み取るだけで自転車がレンタルできるサービスもありましたね。
ケンフィー 僕も最近LINE Payを多用していて、あまり現金を使わなくなったんですけど
東 貴一郎 どうですか?いけますか?
ケンフィー いや日本だと厳しいですね。
東 貴一郎 どの辺が厳しいですか?
ケンフィー 集金のときは現金なので、あらかじめ現金を多めに下ろしておくんですけど、そしたら手元に残った現金はまた口座に戻したり、電子マネーにチャージしたりするのが面倒なので、そのまま使ってしまいますね。あとは店員さんがキャッシュレスの支払いに慣れていなくて、キャッシュレスの方が逆に時間かかるっていうケースもありますね。
東 貴一郎 時間かからないためにやっているのに、ですね。
ケンフィー 逆に店員さんに教えることもあります(笑) 東南アジアはどうでしたか?
東 貴一郎 ベトナムは現金でしたね。
ケンフィー 台湾はLINE Payの普及率がすごいって聞きましたが、どうですか?
東 貴一郎 そうなんですね。中国と同じで、キャッシュレスが進んでましたね。
ケンフィー 台湾ではLINEは使えるんですよね。
東 貴一郎 使えます。台湾も香港も中国とは違っていましたね。意外とキャッシュレスは進んでいますね。
ケンフィー 香港はどうでしたか?
東 貴一郎 香港はスマホ決済よりカード決済の方が多かったように思います。スマホ決済は中国と台湾がすごかったです。
ケンフィー 実際、キャッシュレス派ですか?
東 貴一郎 僕はキャッシュレスに憧れている現金派ですね。
ケンフィー 日本ではキャッシュレス使う場面が少ないですもんね。僕もLINE Payとか使って、なるべく現金を使わないようにしていても(現金を)使ってしまうので。
東 貴一郎 LINE Payってどういったところで使えるんですか?
ケンフィー LINE Pay カードがJCB加盟店で使えますし、コード決済できる店も増えています。あとネットバンクから直接チャージできるのも便利で使っています。ATMでお金おろすときに、手数料の無料になる条件があるじゃないですか。その条件に合うときにまとめて下ろそうとすると、先の出費を見積もらないといけないんですが、すごく面倒なんですよ。それがLINE Payならアプリ一つで銀行口座からチャージできるので、すごく便利です。
東 貴一郎 それはいいですね。確かに現金にするのにお金がかかりますよね。普段、三井住友銀行を使っているんですけど、岡山では店舗がほとんどなくて不便ですし。あと11月から行くニュージーランドはキャッシュレスみたいなんですよ。
東 貴一郎さんが仕掛けるお土産を軸とした新しいエンタメのカタチ