僕が出逢った十人十色
NPO法人を立ち上げた井口陽平さんの想い Vol.8 社会貢献したい人に場所を提供したい
対談企画「僕が出逢った十人十色」第2弾は、大学1年のときから数々のイベントを立ち上げ、今ではNPO法人を立ち上げて若者応援など多彩な問題に対して取り組もうとしている井口陽平さんに話を伺いました。
井口 陽平
1991年生まれ。大阪出身。NPO法人若者応援コミュニティとりのす代表理事、株式会社リンガーリンク代表取締役、
SDGsネットワークおかやま若者部会代表、一般社団法人Community rapport理事を務め、エンターテインメント×人材育成をテーマに、
大学生と地域住民を繋ぐ「まちなか大学祭」や、企業の魅力を知るバスツアーなどを企画・運営している。
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社会貢献したい人に場所を提供したい
ケンフィー
具体的にはどんなことしていこうと考えてますか?
井口 陽平
そうだね、6月から正式には立ち上がるんだけど、1年目、2年目はね、調査となどの地道な作業を行って、
学生にどんなニーズがあるのかなっていうのをどんどん調査していかないといけないと思ってる。
あとイベントを作る前と作った後でどんだけ学生が変わったのか、そういう数値的なデータとかをどんどん集めていきたいなと思って。
それと並行しながら今作ってるイベントはもうずっと継続して作っていきたいなと思ってるし。
あと(これまでは)任意団体だったから、任意団体ではちょっと出来ないことっていうのが多々あって。
ケンフィー
とり.OUSは任意団体でしたよね。
井口 陽平
そうそう。任意団体とは契約できませんとかあったんだけど、任意団体では信用できないよね、もちろん会社じゃないから。
そういう団体に例えばお金払いましょうなんて言ってくれる人はなかなかいないわけで。
今までやってたことをブラッシュアップするのと、これからもっとイベントを作ってるから、ここに大人の人も関わってほしいなと思っていて。
ケンフィー
任意団体でやってきた活動をNPO法人としてブラッシュアップしていくんですね。例えば、NPO法人だからやりたいことってありますか?
井口 陽平
会社なんかで言うと、CSRの活動とか今いっぱいやってるけれども、社会貢献したいぞと思ってる大人に出来る場所を提供したい。
それがイベントだったりとか。そこに大人だけ呼んじゃうんじゃなくて、絶対学生もいてほしい。
学生と大人が一緒になってイベントを作って盛り上げていくっていう、その過程にすごく人間的な成長が見込まれるだろうし、
大人にとっても、若い子達と一緒に活動することってすごい意味があると思って。
単純に頑張ろうって思えるとかだけでも良いんだけど、若い子がこんだけ頑張ってるってことをあんまり知らない人が多いじゃないですか。
大人が若い世代を支援する仕組み
ケンフィー
まあそうですね。「今の若いもんは」っていう言葉がありますし。
井口 陽平
まあいつの時代も「今の若いもんは」って、俺も言ってしまうんだけど、でも事実としてそういうことは知っといてほしいし、
もっと若い子を応援していかなくちゃいけないなって思うから。これから、どんどん人口的には逆ピラミッドになっていって、
結局、若い人たちが生き辛い世の中になってきたら、本当に日本って最終的には終わっちゃうわけ。
でもその増え続ける大人たちが下の層をどの時代も支援して応援してサポートしていけるような仕組みを作っていきたいなと思っています。
ケンフィー
すごくいいですね!是非実現してほしいです。
井口 陽平
だから、そのためには、大人が若い子と一緒に0から1を作るイベントの活動をして、
大人が若者を応援するし、若者もいろんな大人と出会うし、いろんな人生模様を知るしっていう経験をいっぱいしてほしいというところです。
高校生ぐらいから大学生とか大学院生とか、まあ20代までの層を対象にしていきたいな、最初はっていう感じです。
NPO法人を立ち上げた井口陽平さんの想い