僕が出逢った十人十色

NPO法人を立ち上げた井口陽平さんの想い Vol.9 人生のビジョン

対談企画「僕が出逢った十人十色」第2弾は、大学1年のときから数々のイベントを立ち上げ、今ではNPO法人を立ち上げて若者応援など多彩な問題に対して取り組もうとしている井口陽平さんに話を伺いました。

井口 陽平
1991年生まれ。大阪出身。NPO法人若者応援コミュニティとりのす代表理事、株式会社リンガーリンク代表取締役、 SDGsネットワークおかやま若者部会代表、一般社団法人Community rapport理事を務め、エンターテインメント×人材育成をテーマに、 大学生と地域住民を繋ぐ「まちなか大学祭」や、企業の魅力を知るバスツアーなどを企画・運営している。

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飲食事業もやりたい

ケンフィー  今後の自分の目標とNPO法人の目標を聞かせてもらってもいいですか?

井口 陽平  そうだね、自分の人生の目標としては、ちょうど2020年が20代最後の年。 今はNPOの中で自分1人しか食べていけないんだけど、20代のうちに社員たちを食わせていけるようにとりあえずしたい。 だから結局NPOの目的と自分の目的が一緒になっちゃってるんだけど。今からNPOを立ち上げましたっていうのは自分にとって25歳だけど、 25歳で子供を産んだんだって思うぐらいの気持ちでいて、だから30代までにみんなを食べさせていける、30代からまた別の事業を株式会社を立ち上げてやりたいなと思ってます。

ケンフィー  どんな事業ですか?

井口 陽平  それは飲食関係の事業で、40代ぐらいになったら完全に俺はそっちにシフトしてNPOの方は代表理事を誰かに変わってもらう形にしようかなと思っている。

ケンフィー  イベントや若者応援に対して、飲食っていうのはどういう関係ですか?

井口 陽平  飲食って言ったら、「え?」って思うかもしれないけど、結局それも若者支援で、 若い子が気軽に立ち寄れるようなコミュニティとしてのカフェみたいなところを運営したいなって。そういうのはNPOではできないから。 それで、例えばLGBTの子達の支援とかっていうのもすごいしたいなと思ってるんだけど、そういう子達が気軽に寄れる場所がないんだよね、今。

ケンフィー  そういう居場所って若い人にとって必要ですよね!

井口 陽平  そこでみんな集ってわいわいするも良し、学生団体が会議するも良し。 夜は普通に飲み屋さんとして、お酒が大好きだから、自分でバーのマスターをやるっていうのも夢なんだけど、それを実現させたいなと思って。 昼は学生限定のカフェにして、夜は誰でも集える場所みたいな感じでできたらいいかなっていうのは考えてますね。

ケンフィー  家入一真さんもインターネットで起業して、その後飲食店とかやってますね。

井口 陽平  そうなんですよね。話をちょっと戻すと、最終的には、こういうイベント作りとかっていうのを 一般の教育機関、大学とか高校とかのプログラムに取り入れていきたいなっていうのも考えてます。 こういう学部があっても面白いなと思って。人のことを扱うとか、人の成長を扱う学部ってないから、 ここまでは叶うか分からないけれども、何かそういう大学作りみたいな、教育機関とかができたらいいなと思ってます。 でも、そういうのは社会情勢によって変わってくるから、なかなか先々はどうなるか分からないんだけどね、って感じです。

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